侍ジャパン強化試合で4回無失点の佐々木朗希は「集客の目玉」になり得るのか?
ロッテの佐々木朗希(21)が10日の侍ジャパン強化試合の豪州戦に先発。9月26日以来、実に1カ月半ぶりの実戦登板にも関わらず、MAX159キロの速球を投げ込み、4回4安打無失点だった。
この日は同僚の松川と共に、「20世紀以降の近代プロ野球における完全試合達成バッテリーの最年少記録(松川と合わせて計38歳330日)」がギネス認定された。
今年4月の完全試合ではプロ野球タイ記録の19三振を奪ったものの、この日は豪州相手に2奪三振だった。
自身初の札幌ドームでの登板に加え、MLB公式球を使用。慣れないボールとあって抜け球もあり、手探りで投げていた。もっとも、そこは器用な佐々木のこと。WBC本戦には合わせてくるだろう。
今後の起用法について、栗山監督は「あのまっすぐとフォークで抑えもできる」と話していた。守護神候補としても考えているようだが、東京での1次ラウンドで対戦する中国やオーストラリア、チェコは日本にとって「安牌」と言える。
いっそ、決勝ラウンドまでは先発起用で「集客の目玉」とし、不入りが懸念される試合で投げさせてもいいんじゃないか。