久保建英サングラス姿に感じた「自信の表れ」 中田&本田の“代表エースの系譜”を継げるか
■「サングラスじゃなくて伊達メガネ」
午後5時(日本時間13日午後11時)に練習スタート。合流直後の久保の姿もあった。13日未明のホテル到着時には意外にもサングラス姿。かつての中田英寿、本田圭佑を彷彿させ、注目度も一段とアップしたようだ。
「(2人とは)全然タイプが違いますし、サングラスじゃなくて伊達メガネ。暗くて色も黒だったから、そう見えちゃっただけ。機内で感染症対策で着けていたのを外すのが面倒だっただけで、深い意味はないです」と本人は笑っていた。
とはいえ、報道陣が飛びつきそうな大胆行動は<自信の表れ>とも見て取れる。今シーズンは新天地で10試合に先発して2得点。欧州リーグも含めて数多くのゴールに絡んでいる。
「ラ・リーガ3位のチームでレギュラーで出ている選手が、代表に選ばれないことはないだろうと楽観視できていた。格上相手に互角以上にやれる戦い方の感触も得たつもり。それを少しでもW杯に還元できたらいい」と彼は野心をのぞかせた。
ドイツ戦で先発して下克上を果たせれば、日本代表での評価も急上昇するはず。虎視眈々とチャンスをうかがう若武者が火付け役になってくれれば理想的だ。そして中田、本田両代表エースの系譜を継ぐ存在へと飛躍できれば、サングラス姿も板についてくる。「真のエース」に飛躍する久保建英をぜひ見たい──。