新人王“イチローの愛弟子”ロドリゲスは18年総額658億円 大谷がFAなら市場価値700億円の仰天
イチローの弟子が栄誉を手にした。
マリナーズのフリオ・ロドリゲス外野手(21)が日本時間15日、ア・リーグの最優秀新人に選出された。今季デビューしたロドリゲスは会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチローを師と仰ぎ、往年の安打製造機の指導もあって、打率.284、28本塁打、75打点、25盗塁の好成績をマークした。
今年8月には史上最高額となる18年総額4億7000万ドル(約658億円)で契約。2030年以降は球団に選択権があり、28年までにア・リーグMVPを2度獲得するか、MVP投票で5位以内に4度入り、マ軍が10年の契約延長オプションを行使し、さらに本人が出来高をクリアすれば、満額の658億円を手にできる。
このロドリゲスの史上最高額を塗り替える可能性があるのはヤンキースのジャッジ(30)、パドレスのソト(24)ら一部の有力選手に限られるが、来季終了後にFAになるエンゼルス・大谷翔平(28)もそのひとり。
エ軍は球団売却を進めており、来季途中(7~9月)にも新オーナーによる買収が成立する見込み。資産総額1兆8000億円のメッツのコーエンオーナーのように球団を買収したビリオネアは1年目から優勝を目指して選手補強に資金を投じるだろう。