カタールに続きイランが大惨敗…次回W杯「アジア4枠増」には批判必至、日本の初戦に大重圧
■GDP上位国の中国やインドを出場させるため
次回26年の米国、カナダ、メキシコの北中米3カ国が共催するW杯の出場チームは、現行の32から48に拡大となり、アジアの出場枠は「4.5」から「8.5」に増加することが決まっている。が、アジア勢の連敗を受けてネット上では「次は明らかにレベルが下がる。中国なんかが出場したら本当に悲惨なことになる」「アジア枠は3つでいい」といった声が寄せられている。前出の中山氏が続ける。
「大陸連盟別の出場チーム拡大数では、アジアが4増でレベルの高い欧州は3増、南米は2増。背景には、国内総生産(GDP)上位国で経済規模の大きい中国やインドなどに門戸を広げることで、大口スポンサーを呼び込んだり、多額の放映権料が見込めるというFIFAの思惑があると言われています。ただ、アジア勢がこうも弱いと、世界中から批判されるのは避けられないでしょう」
23日にドイツとの初戦を迎える日本も世界からの厳しい目にさらされる。