吉田正尚がレ軍入団会見 異例のスピード決着に「一番いい評価をいただいた」とニッコリ
オリックスからポスティングシステムを使ってレッドソックス移籍が決まった吉田正尚(29)が日本時間16日、本拠地ボストンのフェンウェイパークで入団会見に臨んだ。
球団は会見を前に2027年までの5年契約を交わしたと発表。地元メディアなどによると、総額9000万ドル(約124億円)で、日本から渡米した野手では昨年のカブス・鈴木誠也(5年約118億円)を抜いて最高額を記録した。
吉田はハイム・ブルーム編成本部長から背番号「7」のユニホームに袖を通されると「初めまして。英語は話せないので、とても緊張しています。自分の娘たちと同じように英語を勉強して話せるようになりたい」などと英語で自己紹介。交渉解禁から、わずか1日で合意に達したことに「一番いい評価をしていただきました。(早期決着には)びっくりしました」と笑顔で話した。
■リードオフマンとして牽引役を期待
新天地ではリードオフマンとして牽引役を期待されており「打撃が長所だと思っている。チームを勝利に導くことをテーマにワールドチャンピオン目指してその一員になれるように精いっぱい頑張りたい」と意気込みを語った。