メッシのW杯決勝延長戦ゴール“無効疑惑”いまだ物議…アルゼンチンの優勝は取り消される?
カタールW杯決勝を制したアルゼンチンのメッシの延長戦でのゴールが「無効ではないか?」と物議を醸している。
仏大手紙「レキップ」が「メッシのゴールで3-2とリードした場面で、アルゼンチンの控え2選手がピッチ内に進入。競技規則上、得点は無効になる」と報じたのだ。
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確かにFIFAの競技規則(第3条第9項)に「得点があったときにフィールドに部外者がいたことが分かった場合、主審は得点を認めてはならない」とある。
敗者フランスのメディアが、アルゼンチンの優勝に「難癖をつけたとは言い難い」などとネット上はザワついている。
元サッカーダイジェスト編集長・六川亨氏が言う。
「W杯の歴史の中で疑惑のプレー、想定外の出来事、審判団のミスジャッジは決して少なくない。ただし、確定した後に、試合結果が覆ったことはありません。サッカー界には<選手も人間。審判団も人間。それぞれミスすることはある。好プレーもミスもサッカーの一部>という考え方が普遍的。なので今回の一件にしても、試合結果が覆ることはないでしょう」