ソフトB60億円大補強も…前ロッテ・オスナ獲りで剛腕モイネロを守護神にできないジレンマ

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 総額60億円大補強ともっぱらである。

 25日、ソフトバンクは前ロッテのロベルト・オスナ(27)の獲得を正式発表。アストロズ時代の2019年に38セーブをマークし、ア・リーグのセーブ王に輝いた。今季6月にロッテに入団すると29試合で4勝1敗10セーブ、防御率0.91の大活躍。ソフトバンクでも抑えの筆頭候補だ。

 ソフトバンクは今オフ、これでもかと補強を繰り返した。7年総額50億円の前日本ハム・近藤をはじめ、DeNAからは捕手の嶺井を4年総額3億円、前阪神の先発右腕ガンケルは1年1億6000万円。アストゥディーヨ、ホーキンスと、野手の新助っ人も獲得した。

 そこにきて、ロッテからオスナまで“乱獲”。3年ぶりのV奪還のためとはいえ、いささかやり過ぎの感も否めないが、「オスナこそ、ソフトバンクが一番欲しかった選手です」と、球団OBがこう話す。

「守護神の森が先発に転向するため、新たな抑えが必要だった。森は昨季、左ヒジを故障し、今季も不調にあえいだ。セットアッパーのモイネロ(27)を守護神に昇格させたらどうか、という意見もあるが……」

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