早田ひなヒヤヒヤ女子史上4人目3冠 卓球パリ五輪の主力期待も“下からの突き上げ”は強烈
29日の女子シングルス決勝で3年ぶり2度目の優勝を決めたのが早田ひな(22)。
張本智和と混合ダブルス、伊藤美誠と女子ダブルスを制し、この日で女子史上4人目の3冠を達成。写真は喜びを爆発させたシーンだ。
「苦しい試合だったけど、最後まで冷静に戦うことができた。メンタル的には一回負けたなと思いました。また、挑戦する気持ちで試合に入っていった。一本ずつ点を取ることを考えて、試合することができた」
試合後の本人がこう振り返ったように、決して快勝ではなかった。0-2から4ゲーム連取しての逆転とヒヤヒヤの勝利だった。
早田を追い詰めた木原美悠(18)といい、6回戦で優勝候補の伊藤を下して4強入りした横井咲桜(18)といい、女子卓球界はいま、下からの突き上げがスゴい。
頂点に立った早田は2024年パリ五輪の主力として期待されるものの、うかうかしてはいられない。