ますます広がる大谷翔平“二刀流”包囲網…大型補強の同地区ライバル球団がアノ手コノ手

公開日: 更新日:

 大谷を潰しにかかるのは何も同地区のライバル球団に限らない。今季から各球団とも異なるリーグの15球団を含め、全29球団との対戦が組まれたため、日頃は対戦が少ないナの各球団も大谷対策には知恵を絞っている。

 もっとも、今季の大谷は投打ともグレードアップ。正攻法で臨んでも攻略は容易ではない。マウンドや打席の“難敵”に対してありとあらゆる手段を使って揺さぶりをかけるのは必至だ。

■くせもの監督の格好のターゲットに

 今季2勝目を挙げた日本時間12日のナショナルズ戦では、審判に粘着物質使用を疑われた。左上腕に装着したサインを伝達するピッチコムが機能せず、右手で何度も機器に触れたためだ。疑いはすぐに晴れて大谷は笑顔で対応していたが、ベンチに戻ると珍しく苛立ちを隠さなかったそうだ。

 今回は審判の勘違いに過ぎなかったが、対戦相手の監督も大谷に何かと因縁をつけてきても何ら不思議ではない。

 大谷の動揺を誘うため、粘着物質やコルクバットなどの不正使用をでっち上げて審判に調査を要求するなど、アノ手コノ手を繰り出すはずである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…