ますます広がる大谷翔平“二刀流”包囲網…大型補強の同地区ライバル球団がアノ手コノ手

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 大谷を潰しにかかるのは何も同地区のライバル球団に限らない。今季から各球団とも異なるリーグの15球団を含め、全29球団との対戦が組まれたため、日頃は対戦が少ないナの各球団も大谷対策には知恵を絞っている。

 もっとも、今季の大谷は投打ともグレードアップ。正攻法で臨んでも攻略は容易ではない。マウンドや打席の“難敵”に対してありとあらゆる手段を使って揺さぶりをかけるのは必至だ。

■くせもの監督の格好のターゲットに

 今季2勝目を挙げた日本時間12日のナショナルズ戦では、審判に粘着物質使用を疑われた。左上腕に装着したサインを伝達するピッチコムが機能せず、右手で何度も機器に触れたためだ。疑いはすぐに晴れて大谷は笑顔で対応していたが、ベンチに戻ると珍しく苛立ちを隠さなかったそうだ。

 今回は審判の勘違いに過ぎなかったが、対戦相手の監督も大谷に何かと因縁をつけてきても何ら不思議ではない。

 大谷の動揺を誘うため、粘着物質やコルクバットなどの不正使用をでっち上げて審判に調査を要求するなど、アノ手コノ手を繰り出すはずである。

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