ますます広がる大谷翔平“二刀流”包囲網…大型補強の同地区ライバル球団がアノ手コノ手
エンゼルスと同じア・リーグ西地区のライバル球団による大谷包囲網がますます広がっているという。
投打で大活躍を見せる二刀流を封じ込めようと、ライバルチームは昨オフ、こぞって大型補強を敢行。ワールドシリーズを制したアストロズは打線のさらなる底上げを図るため、2020年のMVPで打点王2度(19、20年)のアブレイユ内野手(前ホワイトソックス)を獲得。21年ぶりのポストシーズン進出を果たしたマリナーズは最速160キロ超の剛球リリーバーのゴット(前ブルワーズ)、野手は長打力のあるヘルナンデス外野手(前ブルージェイズ)、外野守備の達人ポロック(前ホワイトソックス)らをバランス良く補強した。
ジャイアンツを3度の世界一に導いた名将ブルース・ボウチー監督が就任したレンジャーズはサイ・ヤング賞2度の右腕デグロム(前メッツ)らと契約し、投手陣を整備。チームが過渡期を迎えているうえに、補強にカネをかけないアスレチックス以外は、各球団とも地区優勝、ポストシーズン進出はもちろん、これまで痛い目に遭わされてきた二刀流封じをより一層、意識している。