【baseball kid】大谷翔平は「野球小僧」になり切った時に本領を発揮する
WBC準々決勝のイタリア戦。0-0で迎えた三回1死一塁で打席に立った大谷翔平は、その初球にセーフティーバントを決めて場内を騒然とさせた。先制点を呼び込むまさかの奇襲に、試合後の栗山監督が口にしたのがこのフレーズだ。
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「この試合を絶対に勝ちにいくんだと、野球小僧(baseball kid)になり切った時に彼の素晴らしさが出る」
小僧といえば男の子のことだが、「Baseball kid」は野球好きの子供と解釈できる。“kid”とは男女に関係なく使われる言葉で、「子供」「若者」「青年」「ガキ」など、一般的に未成年を指す。青二才という意味でも使われる。子役は「kid actor」だ。
“child”は少し改まった時に使う言葉で、「hey kids!」とは言うが、「hey child!」とは言わない。1965年ごろ、米国でヒットしたスティーブ・マックイーン主演の「The Cincinnati Kid」はシンシナティから来た「男」を指している。