5.3始球式決定で巨人「松井監督」待望論再び! ミレニアム日本一戦士も続々復帰の可能性
ミレニアム日本一メンバーでは二岡のみ
長嶋監督が率いた00年の「ミレニアム日本一」時の主力の多くは、コーチ適齢期を迎えながら、原監督の政権下ではコーチの打診を断るなど、距離を置いている人間が多い。今、原監督の下で首脳陣としてユニホームを着ている当時の主力選手は、二岡二軍監督しかいないのだ。
前出のOBがこう続ける。
「ミレニアム優勝時の主力は『もし松井が監督をやるなら喜んで巨人に戻る』と口をそろえている。米国で12年限りで引退した松井の監督就任を、巨人が10年以上も諦めていないのは、松井というカリスマ監督を必要としているからなのはもちろん、松井さえ首を縦に振れば、他のレジェンドOBたちが、こぞって巨人に復帰する可能性が高いことも、大きな理由といえます」
巨人は昨27日、山崎伊が今季2試合目の先発マウンドに上がったものの、3回途中8安打2死球と大荒れの内容で8失点。その後の投手も火に油を注ぎ、19安打15失点とメッタ打ちにあった。
■19安打15失点の大惨敗
打線も阪神先発・伊藤将に五回1死までパーフェクトに抑えられるなど、わずか2安打で完封勝利を献上し、打てず守れずの大惨敗。9勝13敗で借金4となった。
5月に入っても、巨人がBクラスをさまようなら、一気に松井氏と周辺のオールスター待望論に火がつくことは確実である。