ヤクルト村上宗隆は28日も3タコ2三振…リーグワーストのチーム“貧”打線が追い打ち

公開日: 更新日:

 いまだ暗闇から抜け出せない。

 苦悩が続くヤクルト村上宗隆(23)。29日の阪神戦も、3打数無安打2三振とさっぱりで、もっか打率.156。37三振はリーグ最多である。

 ヤクルトOBの飯田哲也氏が言う。

「今の村上はタイミングも打撃フォームもバラバラ。特にバットの出が遅いのは誰が見てもわかります。村上も頭ではそれを理解しているでしょうけど、わかっていても修正できないのだと思います。あんなに元気な選手が、いまは意気消沈して目に見えて悩んでいますからね。かといって、不調だから二軍調整……というのも難しい。なにせ、昨季の三冠王。今は復調を待つしかないのではないか」

 そんな村上に追い打ちをかけているのが、主砲同様にサッパリ打てない野手陣だ。この日も4安打無得点。五回には1死二、三塁で1番打者の並木が単独でセーフティバントを試みるも、打球は投手の目の前に転がり、走者は動けず。本塁は踏めないままだった。チーム打率.194は、リーグワーストである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動