原英莉花がヘルニア摘出…「急遽即決オペ」報告でわかった米ツアー挑戦の覚悟

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「今回の手術で2次予選会からの挑戦に間に合うかは微妙ですが……」と、ツアー関係者がこう続ける。

「原の同世代では畑岡(奈紗=24)、渋野、勝が米国へ行き、自分より若い世代の古江、西村も参戦。今年の最終予選会にはジャンボ尾崎に指導を受ける同門の西郷(真央=21)もエントリーすると明言した。近い将来は山下美夢有(21)も間違いなく米国へ行く。みんなメジャータイトルを狙っているわけで、その夢と行動力に原も大きな刺激を受け、今年の予選会挑戦を決めたはずですが、ついに腰が悲鳴をあげた」

 近年の腰の内視鏡手は傷口は小さく、現場復帰は個人差があっても3カ月~4か月といったところだろう。とはいえ腰はゴルファーにとって生命線だ。

「原はリハビリに時間をかけて今年の予選会に間に合わなかったとしても、来年は万全な状態で受験できると考えたのでしょう。それなら、最終予選会から出場できる世界ランク75位以内に入ることも厳しいが不可能ではない。米女子ツアー挑戦を考えれば、今回の手術にマイナスなことはひとつもない。大正解です」(前出関係者)

 ならば、ツアー復帰や予選会挑戦を焦るべきではない。

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