岡田監督は交流戦「貯金28」阪神快走でも失速の危険性…絶好調首位から陥落した例ゴロゴロ
30日からいよいよセ・パ交流戦が始まる。たかが143分の18。されど軽視はできない18試合。過去にも絶好調で交流戦に突入しながら、痛恨の失速でペナント争いから脱落した例もある。18年ぶりの「アレ」には克服しなければならない試練の舞台だけに、どうする岡田彰布監督(65)。
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わずか18試合の交流戦にも、ペナントの行方を左右する悲喜こもごものドラマがある。躍進できれば万々歳だが、怖いのは好調なチーム状態で迎えながら沈没するケースだ。過去10年のセでも次のような悲劇が起こった。
〈2014年〉リーグ戦で首位を走っていた広島が9勝15敗と負け越して首位陥落。シーズンも3位に甘んじた。
〈15年〉貯金10で首位を快走していたDeNAが3勝14敗1分けと大失速。シーズン最下位に沈んだ。
〈17年〉4連敗で交流戦に突入した巨人がそのまま球団ワーストの13連敗。シーズンも4位で終戦となった。
〈19年〉リーグ首位の広島が5勝12敗1分けで交流戦最下位。シーズンも4位で終わった。
つまり開幕から快調に走っているチームこそ、失速の危険と背中合わせというデータ。今季の猛虎軍団はスタートからずっと好調をキープしているだけに、交流戦での反動が心配される。まさに試練の18試合となるが、実は岡田監督はこの舞台を得意としている。過去の成績を見てみると──。