大谷翔平は要警戒…ダルも不信感抱くア・リーグ東地区の“インチキ”に気をつけろ
今季、最大の激戦区であるア・リーグ東地区がきな臭い。
日本時間29日、敵地ニューヨークでのヤンキース戦で三回途中にKОされ、今季最多の7失点で4敗目(3勝)を喫したパドレス・ダルビッシュ有(36)が試合後、相手打線について「何投げても三回くらいからみんなタイミングが合っていた」と球種がバレていた可能性を示唆するような発言をした上で、こう言った。
「野球が違うんだなというのは感じました。この地区、タンパ(レイズ)、ボストン(レッドソックス)とか細かいことをやったり。例えば、サインとか、そういうののレベルがすごく高いので。きょうはそういうところがすごく勉強になりましたね」
ベテラン右腕はア・リーグ東地区の野球が緻密だと言いたかったのだろうが、この地区は疑惑も含めれば何かとうさんくさい。
ヤンキースの先発右腕ヘルマンは17日のブルージェイズ戦で粘着物質使用が発覚し、10試合の出場停止処分を科された。
今季好調なオリオールズは4月のレッドソックス戦で相手の先発左腕セールに対して五回までの83球のうち、空振りはわずか4回。極端に少なかったため、レ軍のコーラ監督は「球種がバレているかもしれない」とオ軍ベンチへの不信感を隠さなかった。