体重115キロながら本盗も決めた! 西武・渡部健人 コーチが明かす「肉体の秘密」
山川穂高(31)がスキャンダルで離脱し、4番を務めていた中村剛也(39)も先月27日にケガで一軍登録を抹消。代わって一軍に昇格して4番に座っているのが3年目の渡部健人(24)だ。
ここまで8試合に出場。打率こそ.233も、昨5日のDeNA戦は三回に左翼へ適時二塁打を放つと、その後、本盗まで決めて勝利に貢献。試合後は今季3度目のヒーローインタビューを受けた。
身長176センチ、体重115キロ。現在、プロ野球界に体重が110キロを超える選手は11人いる。この中で唯一の170センチ台が渡部。ずんぐりむっくりのスラッガーに関して、西武の赤沢ストレングス・アンド・コンディショニングコーチはこう話す。
「あれだけのボディーで、あれだけ自分の身体を操れる筋力がすごいです。足も決して遅くなく、あれだけ走ったら普通ならケガもしそうですが、体の基礎の部分が本当にしっかりしているのでケガにも強いです」
あの体格で足も使える点は、松井監督率いる西武が今年掲げるスローガンの「走魂」にも合致する。