Bクラス巨人あるぞ電撃トレード第2弾 他球団から人気の松原聖弥が突然一軍昇格の意味深
「背番号9をもらって順風満帆のはずだった。でも、翌22年はポランコ、ウォーカーといった助っ人補強の影響で弾き出され、一軍出場は50試合に激減。たった1年で背番号も59に逆戻りして、今季は原監督の構想から外れていた。それでも他球団では『いい選手なのに、使わないなんてもったいない』とファームの試合をマークする編成担当者もいました」
■広岡も昇格後にオリへ電撃トレード
先月17日に鈴木康とのトレードでオリックスへ移籍した広岡もそうだった。4月29日に今季初昇格すると、主に一番でスタメン出場していた矢先、電撃トレードが決まった。
「水面下で交渉がまとまりそうでも、ずっと二軍にいると、他球団は『どこか故障しているのでは?』とか『もう一軍では通用しないんじゃないか?』という疑念を抱く。だから、トレードが成立する直前に一軍の試合で使って、体に問題がないこと、まだバリバリ働けることをデモンストレーションする必要がある。監督が今まで見向きもしなかった選手を突然使い始める時は、トレードを検討していることが多い」(同前)