大谷躍動でエンゼルス観客動員数が異常事態!快挙連発と去就注目で昨季から1試合平均2500人増
昨季の1試合あたりの平均観客動員数はメジャー13位の3万0339人。球場の最大収容人数は4万5050人だから、70%を下回っていた。今季の開幕当初も客席には空席が目立ち、大谷の本拠地初登板となる4月11日の観客数はわずか2万7000人と寂しい数字だった。現地メディアにはエンゼルスのファン離れに苦言を呈する向きも少なくなく、この日について、たとえば米人気司会者のリッチ・アイゼン氏は「あえて言わせてもらう。大谷は球界のユニコーン。それなのにひどい観客数だ。18時半のプレイボールでこれだけしかいないのは本当に恐ろしい」と苦言を呈したほどだった。
そんな状況から一転、現在は1試合あたりの平均観客動員数が昨季よりも約2500人増で3万2883人をマーク。特に大谷が躍動した6月は平均3万3981人を記録しており、日を重ねるごとに球場に足を運ぶファンが増加していることが分かる。
大谷は日本時間3日に本拠地で行われたダイヤモンドバックス戦に「3番・DH」でフル出場。2点リードの八回2死走者なしから今季31号となるソロ本塁打を右翼席に突き刺し、ホームラン王を独走している。
大谷の躍動がファンの心を掴んで離さないのも納得だ。