巨人が甲子園連敗を6で止めるも「内弁慶」はっきり…今季の敵地が“鬼門”だらけのナゼ

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 26日の2戦目は、巨人の救援陣が粘れず、逆転負けを喫した。巨人の原監督が「やっぱり原因はある。四球を出して交代というのは、やっぱり難しい状況になる」と悔しさをにじませれば、阪神の岡田監督は「巨人が小刻みの継投? 大好きやわ。こっちは駒がおる。向こうのブルペン陣はやっぱり良くないから、1点ね、大竹の時でも1点(差)やったらっていうのあった」と後半勝負なら逆転できるとみていたという。

 今季の「鬼門」は聖地に限らない。10連勝でついに首位に立った広島・マツダスタジアムでは1勝5敗。最下位・中日のバンテリンドームナゴヤでも4連敗を食らうなど3勝5敗。ビジターゲームがからっきしで「内弁慶」の傾向が顕著なのだ。

「今年の巨人は救援陣が苦しんだことで、終盤に競り負ける試合が多い印象。接戦になると、先攻より後攻の方が精神的に有利です。先攻チームのリリーフ投手は、サヨナラ負けのプレッシャーを抱えながら登板することになる。巨人がビジターゲームでなかなか勝てないのは、そんな心理的要素も関係しているかもしれません」(前出の高橋氏)

 粘投の戸郷が連敗を止めたものの、そもそも今季の甲子園では戸郷しか勝っていないのだから、これもまた問題である。

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