大谷翔平トレード消滅でヤル気満々もカラダ悲鳴…熱望してきた「ヒリヒリする9月」への不安
大谷翔平(29)が日本時間29日のブルージェイズ戦に「2番・DH」で出場。第1打席でア・リーグ最多162奪三振をマークしている右腕ガウスマンの初球を捉え、右翼席に叩き込む先制の39号ソロ。
前日から3打席連続本塁打で、脇腹けいれんによる途中交代のフィジカル不安をいきなり払拭してみせたが、3点を追う9回1死満塁の第5打席で代打を送られ、2試合続けて途中交代。複数の米メディアが、理由は「両ふくらはぎの痙攣」と報じた。
同28日には、タイガースとのダブルヘッダー第1試合に登板し、1安打完封で9勝目(5敗)を挙げると、続く第2試合では2打席連発の37、38号本塁打。投打にわたって圧巻のパフォーマンスを披露。大リーグ公式サイトによれば、被安打1以下で完封、完投した投手が、同日に2本塁打を放ったのは1971年6月のリック・ワイズ(フィリーズ)以来、2人目。ダブルヘッダーの1試合ずつで記録したのは史上初の快挙だという。
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チームは8月1日18時(日本時間2日7時)のトレードデッドラインを前に、今夏の移籍市場の目玉である大谷を放出しないと発表。27日にはホワイトソックスからジオリト、ロペスの両右腕をトレードで獲得した。