(9)「まさかの坂」を転がり落ちる
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田舎に住んでいる正一の母親が認知症で施設に入ることになったのだ。
母親は、早くに夫、すなわち正一の父親を亡くし、一人暮らしをしていたが、70歳を過ぎ、認知症が激しくなった。このままでは火事などの不測の事態を引き起こしかねないため一人暮らしは無理ということになった。
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