横綱・照ノ富士が巡業先で本音ポロリ…「誰か早く上がってきて…」後進待望の悲痛
横綱の偽らざる本音である。
昨3日に行われた大相撲の龍ケ崎巡業(茨城)。そこで横綱照ノ富士(31)が思わず、「誰か早く上がってきてくれたら……」と漏らした。
早く上がるとはつまり、「もうひとり、横綱が欲しい」という意味。一人横綱の重圧に苦しんでいるのは間違いない。
横綱は大相撲の看板。2人以上いれば責任は分担されるので、仮に一方が不振でも、もう片方が好調なら責任を問う声は少なくなる。
照ノ富士は3場所ぶりに出場した今年の5月場所で優勝。7月場所も続けて出場したものの、満身創痍での無理が祟ったのだろう。腰椎の椎間板ヘルニアで4日から休場した。
事情が事情なので、現在行われている夏巡業を休んでも文句は言われなかったはず。それでも責任感が強い性格だけに、「巡業を休む? それはない」とキッパリと言い切った。
親方のひとりは顔を曇らせながら「巡業での負担も少なくないから」と、こう続ける。