巨人3年連続V逸でも原監督続投は既定路線…次期“最有力”阿部慎之助ヘッドに退団の可能性
今季もまた、巨人の原辰徳監督(65)は恥辱にまみれた。12日に3年連続のV逸が確定。優勝した阪神との対戦成績は現時点で5勝17敗1分けの借金12、対阪神戦の歴代ワースト勝率となることが濃厚だ。逆転CS出場に向けた戦いが続くとはいえ、このまま2.5ゲーム差で追う3位のDeNAの逃げ切りを許せば、これもまた球団ワースト記録。「巨人史上初の同一監督による2年連続Bクラス」の汚名が球団史に刻まれることになるのだ。
ネット上では原監督の退陣を求めるファンの声が日に日に大きくなっている。実際、解任説もくすぶるが、さるチーム関係者はこう言う。
「原監督は今季が3年契約の2年目。仮にBクラスに終わっても、来季までの契約をまっとうする可能性が高い。2019年に3度目の監督就任となった際、山口(寿一)オーナーが『チームに関してはすべて原監督にお任せする。しかし責任を監督に丸投げせず、戦力獲得の最終責任はフロントが負う』と言った手前、契約途中で原監督の責任を問うというわけにはいかないでしょう。21年に3位に終わりながらオフに新たに3年契約を結んでいますしね」