【ボートレース】グランジ大さん(下)SGを初めて勝った選手が多く今年の賞金争いは熾烈
ボートレースを一日も欠かさずチェックしているグランジの大さん。舟券やレース場での楽しみ方について伺った。
これまで出かけたボートレース場は全24場のうち、唐津ボートをのぞく23場です。昨日は住之江の周年(GⅠ)に行っていたし、ほとんど東京にはいません(笑)。出演しているユーチューブではボートの話半分、おふざけ半分、みなさんに楽しんでもらえる内容と思ってやっています。お笑いをやめたわけではありません。お笑いもボートの仕事をやりつつみたいな感じです。
真剣にやらないと舟券では勝てないことはもちろんわかってます。でも、真剣にやったから勝てるものではないし、ある意味、ギャンブルって感覚はもうないかもしれませんね(笑)。
好きなボートレース場のひとつは宮島です。世界遺産、厳島神社がある宮島という神聖な場所の前に、鉄火場があるんですよ! 時折、島と陸側を行き交う船が交差し、海の中に赤い鳥居が見えている。そんな環境でギャンブルができるところは他にはないでしょ。最近は売り上げもよくて、配信で呼んでもらっている。冥利に尽きます。
レース場は施設がキレイになって、食べるものもとても充実しています。例えば、戸田ボートはキレイなフードコートがあってお店が本当に多い。僕は「昇竜」のラーメンが好きで、行くと必ず食べてます。読者の方もぜひ出かけてみてください。
今年のボート界はトップ争いが例年になく激しいですね。SGはクラシックが土屋智則選手、オールスターが石野貴之選手、グランドチャンピオンが磯部誠選手、オーシャンカップが羽野直也選手、メモリアルが馬場貴也選手。10月にダービー、11月にチャレンジカップがあり、12月にSGグランプリとグランプリシリーズがあります。今年は土屋選手、羽野選手、磯部選手の3人がSGで初優勝。割と初めてSGを取った選手が多いので、グランプリに出るための賞金争いは熾烈ですね。