巨人ドラ1がまだ決まらない異常事態! 原“全権”監督の去就不透明でスカウト悲鳴
138試合目で自力CS進出の可能性が消滅した4位巨人。139試合目の26日も3位DeNAに0-1で敗れ、CS進出完全消滅まで「逆マジック1」となった。
■球団史上初の同一監督2年連続BクラスまでM1
27日にDeNAがヤクルトに勝つと、原辰徳監督(65)は「球団史上初の同一監督での2年連続Bクラス」の屈辱にまみれることになる。
そんな巨人の球団内では今、原監督の去就の噂で持ち切りだという。さる巨人OBがこう言った。
「『来年も契約が残っているそうだけど、今の時期に原監督の続投って声が聞こえてこないんだから辞めるんじゃないの?』とか『いやいや、聞こえないから逆にやるんでしょ?』とかあちこちでヒソヒソ話です」
ドラフト会議が1カ月後の10月26日に迫る中、特に混乱しているのは候補選手の最終チェックに大忙しのスカウト部ではないか。
前出のOBは、「これまでの傾向として1位指名は原監督の好きな選手になることが多かった。編成のトップでもある全権監督。つまり、原監督が辞めるか残るかで指名選手が変わってくる可能性もある。早くはっきりさせてくれないと、一番大事な1位がペンディング状態になっているんです」と指摘する。