巨人が自力CS進出消滅で崖っぷち…原監督の代わりに“詰め腹”を切らされるコーチは誰だ?

公開日: 更新日:

 25日のDeNA戦に敗れた巨人の自力でのCS進出の可能性が消滅した。3位DeNAとのゲーム差は再び3。残り試合は5で、いよいよ崖っぷちに追い詰められた。

 同一監督による2年連続Bクラスとなれば、球団史上初の屈辱。それでも来季が契約最終年の原監督は続投が基本線で、代わりにコーチ陣が詰め腹を切らされることになりそうだという。

 この日、今季14試合目のゼロ封負けを喫した巨人は、勝負どころの今月に入って無得点試合が5試合目。チーム本塁打数はリーグトップの163本ながら、総得点は517。チーム本塁打数78本の阪神より20点も少ない。

「本塁打でしか得点を量産できない一発病で、しぶとく点を重ねる岡田阪神との差が浮き彫りになった。作戦担当の元木コーチあたりが責任を負わされるのではないか。2020年からはヘッドコーチも務め、首脳陣と選手のパイプ役として機能したものの、就任5年目となって、本人もそろそろ潮時という思いがあると聞く。リーグ5位のチーム防御率3.48に沈む投手部門も無傷というわけにはいかない。阿波野投手コーチは原監督からの信頼は厚いものの、球団はメディアとの関係悪化を懸念している。一方で今季から巡回投手コーチに就任した65歳のベテラン久保コーチの評判が選手からもいい。原監督とは同じ福岡県出身の同学年でもあるし、2人の立場を入れ替えて、投手陣再建が託されることになりそうだ」(巨人OB)

 いずれにしろ、巨人のストーブリーグ開幕はすぐそこまで迫っている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    佐々木朗希「開幕メジャー確約なし」のナゼ…識者は《朗希サイドの非常識な要求》の可能性を指摘

  2. 2

    佐々木朗希の「独りよがりの石頭」を球団OB指摘…ダルやイチローが争奪戦参戦でも説得は苦戦必至

  3. 3

    下半身醜聞の西武・源田壮亮“ウラの顔”を球団OBが暴露 《普通に合コンもしていたし、遠征先では…》

  4. 4

    佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

  5. 5

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  1. 6

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 7

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  3. 8

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  4. 9

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  5. 10

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース