著者のコラム一覧
宮崎紘一ゴルフジャーナリスト

“超絶人気”松山英樹に期待する男気の「恩返し」…国内男子ツアーを救える者は限られている

公開日: 更新日:

 かつて松山はPGAツアー仲間のアダム・スコット(豪州)から、「自分の国のナショナルオープンである日本オープンになぜ出ないのか?」と促され、2016年の日本オープン(埼玉県・狭山GC)に出場し優勝した。

 この時の初日は米ツアーに参戦中の石川遼と、前述のスコットとの組み合わせとなり1万838人という、同オープン初日の新記録を樹立。4日間では延べ4万5257人の大ギャラリーが詰めかけた。当時、米ツアーで2勝を挙げていた松山人気に驚かされたものだ。

 松山が国内ツアーに出ても何のメリットもないことはわかっているが、母国ツアーを救える者は限られている。年間3~5試合でもいい。ZOZO最終日を4位で盛り上げた石川遼との優勝争いを期待するファンも多いはずだ。「ドライ」といわれる松山も男気を出し、「恩返し」を考えてもいい頃だと思うのだが。

ゴルフジャーナリスト・宮崎紘一)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇