大谷翔平はエンゼルスと合意せずFA市場へ 絶対条件“二刀流フル稼働”を受け入れる球団は?

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 米大リーグのFA選手による所属球団との独占交渉期間が日本時間7日午前7時に終了した。

 今オフ、FA市場の目玉である大谷翔平(29)は、エンゼルスと再契約の合意に達せず、所属球団が1年契約を提示する「クオリファイングオファー(QO=今季の規定額約30億5000万円)」を受けて他球団との交渉が解禁された。

 今後、大谷は10日以内にQOへの返答をするが、今季年俸は約45億円。本塁打王のタイトルも獲得して二刀流の市場価値は過去最高レベルまで高騰しているだけに「1年30億5000万円」を受け入れるはずがない。エンゼルスを含めて獲得を希望する球団と交渉のテーブルに着くのは必至で、二刀流を巡る争奪戦がいよいよ幕を開ける。

 MLB公式サイトは6日、大谷の新天地を予想する特集記事を掲載し、移籍先候補としてエンゼルス、ドジャース、ジャイアンツ、マリナーズ、メッツなど8球団を挙げた。

 いずれも資金力豊富なチームで、これまで米メディアが予想してきた史上最高額となる700億~800億円規模の契約が実現する可能性もあるが、大谷が球団を選択するうえで重視するのは金額だけではないだろう。

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