サッカー日本代表は来年3月北朝鮮戦に戦々恐々…“アウェーの洗礼”とケガ覚悟のラフプレー
2026年W杯アジア2次予選で11月16日の地元でのミャンマー戦、21日の敵地でのシリア戦をいずれも5-0で勝利し、国際Aマッチ8連勝を達成した。
好調キープの森保ジャパンは7日に日本代表メンバーを発表し、元日に国立競技場で行われるタイ代表戦に臨む。14日にはカタールで開催されるアジアカップに参戦。そして3月には、W杯アジア2次予選で最大の難関が待ち構えている。
21日に地元で、26日に敵地で北朝鮮代表と相まみえるわけだが、この北朝鮮とのアウェー戦が厄介極まりないのである。
「今でも語り継がれているのが、2005年3月に首都の平壌にあるスタジアムで行われたドイツW杯予選のイラン戦です。0-2で負けると観客がピッチに椅子や酒瓶を投げ入れ、一部が暴徒化して鉄柵を壊してピッチに乱入した挙げ句、警備に当たっていた軍人とやり合う場面もあった。さらにイラン代表を乗せたバスを取り囲んでみたり、狼藉の限りをやらかした。今年の10月1日に中国で行われたアジア大会準々決勝の日本戦では、北朝鮮の選手がラフプレーのオンパレード。1-2で試合終了の笛が吹かれた瞬間、一部選手が鬼の形相で審判を追い掛け回して大混乱を引き起こした」(サッカー関係者)