久保建英のビッグクラブ移籍は消滅か…所属のレアル・ソシエダが「日本ツアー年内開催」

公開日: 更新日:

「今年は7月24日~8月9日にパリ五輪が開催され、その時期はJリーグも休止となる予定。その時期にソシエダが来日してFC東京ともう1試合、日本ツアーを開催するみたい」

 そう話すサッカー関係者が、続けて「これで久保が今シーズン終了後に欧州のビッグネームのクラブに移籍することはなくなったと見ていい」と言った。  

 FC東京から2019年6月、スペインを代表する強豪レアル・マドリードに移籍した久保だが、マジョルカ、ヘタフェなど中堅クラブをレンタルで転々とした後、2022年7月にソシエダに完全移籍。スペイン国内でも大きな注目を集めるようになってレアル・マドリード、下部組織に所属していたバルセロナ、英プレミアのアーセナル、マンチェスター・シティといった名門クラブが獲得に興味を示していると報じられてきた。

 それもこれも、ソシエダの日本ツアー開催によって「ご破算」になる可能性が大。最大の目玉選手である久保がいなくては成り立たない日本ツアーであり、アカデミー開校だからである。

 久保のファンにしてみたら、凱旋帰国して日本ツアーで雄姿が見られるのは嬉しいが、欧州のビッグネームのユニフォームを着た久保が見れなくて地団太を踏む……というジレンマに襲われることになる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…