大谷翔平「史上11人目三冠王」とMLB予想も…立ちはだかる“同僚2人”と他球団の強力ライバル
今季は打者に専念するドジャース・大谷翔平(29)への期待が高まっている。
大リーグ公式サイトは日本時間10日、2012年のタイガース・カブレラ(昨季限りで引退)以来、史上11人目となる三冠王を予想する記事を掲載。最有力候補としてヤンキースのジャッジ(31)らとともに大谷の名前を挙げた。記事では右肘靱帯を損傷した8月24日のレッズ戦まで、打率、本塁打、打点の3部門でア・リーグ上位につけていてトリプルクラウンの可能性があったこと、好打者の多いドジャースでは打点が増すことなどを理由に挙げている。
今季から大谷がプレーするナ・リーグには昨季、本塁打(54)と打点(139)で2冠を獲得したブレーブスのオルソン内野手(29)、同じくブレーブスで史上初の40本塁打、70盗塁(41本塁打、73盗塁)に加え、打率.337をマークしてトリプルスリーを達成したアクーニャ・ジュニア外野手(26)、2年連続首位打者を獲得しているマーリンズのアラエス内野手(26)ら強打者が目白押し。昨季47本塁打(リーグ2位)のフィリーズ・シュワーバー(30)、同46本塁打(同3位)のメッツのアロンゾ(29)ら長距離砲も少なくない。大谷は新天地で他球団のライバルたちと熾烈なタイトル争いを強いられるが、同僚も無視できない。