事務局長は「情けない、寂しい」…ロッテ佐々木朗希の選手会脱退で危惧される「最悪事態」
関連記事【もっと読む】「選手会をいつ脱退?」 選手会事務局長を直撃すると驚愕の新事実が! からつづく。
◇ ◇ ◇
「率直に言うと情けないし、寂しい」
29日、日本プロ野球選手会の森忠仁事務局長が、ロッテ・佐々木朗希(22)の選手会脱退について、語気を強めてこう言った。
「みんなで労働組合でいろんなものを変えて、先輩方がやってきた。FAもポストシーズンももともとなかったものを団結して勝ち取ってきた。それを佐々木君にしても当たり前に使えていたものを脱退した後も使える。辞めた理由は詳しく聞けていないが、辞めたことにはいろいろな思いがある」
球団に対して、早期のポスティングによるメジャー挑戦を直訴していた佐々木は昨春、自ら電話で森事務局長に脱退を通達。選手会によると、選手の加入に関しては強制力がなく、あくまで任意。メジャーから日本球界に復帰した選手など、選手会に加入していない選手も中にはいるが、脱退する場合は各球団の選手会長を通じて申し入れをするのが通例で、佐々木のような若手選手が脱退するのは異例中の異例だ。