佐々木朗希の今季終了後の「メジャー挑戦」に現実味…海を渡る条件、ロッテ側のスタンスは

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 ポスティングシステムによるメジャー挑戦を要望し、母親にも背中を押されて球団側と越年交渉していたロッテ佐々木朗希(22)はキャンプイン直前の26日に急きょ、契約に合意した。【前編】からつづく。

 ◇  ◇  ◇

 これまでかたくなだった佐々木サイドが契約書にサインしたということは、球団側から何らかの言質も取ったとみるのが自然だろう。

「落としどころは、条件付きで今季終了後のメジャー挑戦を認めることでしょう」と、別のロッテOBがこう続ける。

「具体的な条件が何なのかは定かじゃありませんけど、首脳陣は今季、朗希を開幕から中6日の先発ローテに入れて回すつもりでいます。朗希はこれまで年間通して投げたことがないばかりか、最多投球回数は2022年の129回3分の1。規定投球回数の143にも満たない。なので規定投球回数を満たして、なおかつ自己ベストの防御率(1.78)をマークした昨年並みの成績を残すようなら、自身初の2ケタ勝利もついてくるだろうし、チームの成績にも反映される。ファンや周囲から、チームに貢献したというコンセンサスを得られるのではないか」

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