中日・中田翔の圧倒的存在感!立浪監督が“元凶”沈鬱ムードを一掃…即席サイン会にファン殺到
その立浪監督は中田の金髪を容認、この日は練習中には2人で話し込む姿も見られた。こういう関係が、中日ナインにもいい影響を与えるのではないか。立浪監督はミスタードラゴンズとして選手、関係者から畏怖される存在。ファンからチームの雰囲気が暗い、選手が萎縮しているのではと指摘されるのは、監督と選手の距離感も原因でしょう。
外様の中田なら余計な遠慮はないし、その距離を縮められる。この日の中田の即席サイン会にファンが殺到したように中日の注目度が増すことでも、チームの雰囲気、空気はガラリと変わるのではないか。中日は得点力不足に苦しんできましたが、昨年のチーム防御率3.08はリーグ2位で投手力はセ屈指。上を狙える戦力はあるだけに、チームのムードを一変できれば一気に順位を上げるかもしれません」
この日は、大阪桐蔭の後輩である根尾ら同僚選手に声をかけるシーンもあった。2年連続最下位に沈んだ中日。立浪監督は3年契約の最終年で背水の陣となる。どうしたって暗くなりがちなチームに、同じ崖っぷちの中田が新風を吹き込めば、今年の中日は面白くはなりそうだ。
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中田はしきりに「大人」というフレーズを繰り返していた。そんな中田がキャンプで語った「バッティング理論」、謙虚な姿勢は関連記事【前編を読む】…で詳しく報じている。