阪神・岡田監督「今季最大のライバルは巨人」は本気か、リップサービスか?

公開日: 更新日:

「一番の補強は監督交代」

 それこそ、昨年の阪神がいい例だ。自らが就任して、チームを改革。選手がその気になって、38年ぶりのリーグ優勝&日本一まで突っ走った。

「球界一の情報通を自任する岡田監督は当然、2年連続で4位Bクラスに沈んだ昨年までの巨人の内情を知っていた。原政権が通算17年も続けば、どうしたって戦力の色分けが出来上がり、あぶれた中堅・若手の士気は上がりにくい。独善に拍車がかかって、人心が離れていたという話も耳に入っていたでしょう。その原監督がチームを去ったわけだから、それだけでも巨人にはプラスアルファだと思っているのです」(同)

 くしくも今季の開幕は東京ドームでの巨人戦で迎える。すでに、「去年の巨人戦は勝ち過ぎ。力の差はそんなにない」とナインを引き締めている岡田監督だが、その見立て通りに阿部巨人が変貌すれば、「伝統の一戦」にも張り合いが出てきそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 日刊ゲンダイ連載中の野球解説者・秦真司氏による人気コラム【秦真司 キャンプ探訪2024】では、すでに巨人をピックアップ。秦氏が「大転換」と断じた阿部監督の方針、投手や野手の現状は、

●関連記事【巨人編(1)】、【巨人編(2)】からチェックすることができる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    芸能界を去った中居正広氏と同じく白髪姿の小沢一敬…女性タレントが明かした近況

  4. 4

    中居正広氏、石橋貴明に続く“セクハラ常習者”は戦々恐々 フジテレビ問題が日本版#MeToo運動へ

  5. 5

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  1. 6

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  2. 7

    大阪万博メディアデー参加で分かった…目立つ未完成パビリオン、職人は「えらいこっちゃ」と大慌て

  3. 8

    容姿優先、女子アナ上納、セクハラ蔓延…フジテレビはメディアではなく、まるでキャバクラ状態だった

  4. 9

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

  5. 10

    エンゼルス菊池雄星を悩ませる「大谷の呪い」…地元も母校も同じで現地ファンの期待のしかかる