巨人・内海哲也コーチ「選手の時より気を使う」…まずは観察、次にコミュニケーション

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 1月のトークショーで「注目は堀田賢慎(22)。秋から見ていて凄く良くなった」と明かしていた。第1クールでその堀田がブルペンで居残り投球をした際、つきっきりで見守る姿があった。

「体を大きく使えるように確認しました」

 そんな中、前半の宮崎キャンプでエースの戸郷翔征(23)が軽めの投球に終始していることが気になったという。

「杉さん(杉内投手コーチ)に聞いたら『毎年こんな感じ』ってことだったからよかったけど」

 観察した後はどうするのか。

「コミュニケーションを取ることですね。その選手は何に悩んでいるのか、どんな投手になりたいかとか、とにかく話をすることが大事だと思っています」

 一方で中堅投手には、観察するだけでなく、アドバイスを送っていた。今村信貴(29)は「『30歳を過ぎると股関節回りや胸郭回りが硬くなっちゃう。そこを徹底的にやってみたら』と(内海コーチに)アドバイスをもらった」と言う。

 41歳の新米コーチは、選手の兄貴分になるべく奮闘中だ。

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