巨人・内海哲也コーチ「選手の時より気を使う」…まずは観察、次にコミュニケーション
内海哲也(巨人・投手コーチ・41歳)
「久しぶりにジャイアンツに戻ってきたので、まずは見ること。去年の秋からずっと観察しています」
昨年10月に就任した阿部慎之助監督(44)から電話で就任要請を受けた。「いつか阿部さんが監督に就任したら、お手伝いしたい気持ちがあった」と了承。5年ぶりに西武からの復帰が決まった。
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「結構メンバーが代わっていた」と若返った投手陣に合った指導を模索中だ。
「西武で(投手)コーチをやっていて(22年選手兼任、23年ファーム担当)感じたのは、昔のように頭ごなしに言っても、今の選手には拒絶反応が出てしまう。命令口調もダメですね。もし何かを聞かれたら、『こういう方法があるよ』とか『これやってみる?』と提案するようにしています。相手を見ながら言い方を変えないといけない。選手の時より今のコーチの方が気を使いますね(笑)」