常総学院・島田監督を直撃 甲子園から遠のき「学校やOB会、後援会から文句は出ませんでしたか?」
23日に登場する常総学院(茨城)の島田直也監督(54)は日本ハムや横浜(現DeNA)などでプレーした元プロ野球選手。2020年に母校・常総学院のコーチ、監督に就任し、今回が監督として2度目の甲子園になる。夏の甲子園準優勝投手でもある島田監督に、指揮官としての苦労などを聞いた。
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──監督に就任した経緯は。
「(学校に)力を貸してくれと言われました。当初は断っていたんですけどね。やっぱりNPBにいたかったので。でも求められているということが大事だなと思った。いろいろ考えて、そう言ってもらえるのだったらと、NPBはもう諦めたと……。毎年プロの世界を生きて、50を過ぎて毎回毎回クビと言われるのがちょっとね……。だから、こうやって好きな野球ができて、培ってきたことを伝えられたらいいなって」
──プロ出身監督として期待は大きかったと思うが、甲子園出場は今回と21年春だけ。学校やOB会、後援会から文句は出ませんでしたか?