「通訳解雇」で北米ギャンブラーが大谷翔平の動向に大注目しているワケ
そこにきて、MLBのロブ・マンフレッド・コミッショーナーは29日、大リーグ専門チャンネルの番組で改めて独自の調査に乗り出すと明かし、「大谷選手が(声明で)言ったことを確認するのは重要だ。短期間で終わるといいが、分からない」と長期化を示唆した。競技の公平性、リーグの高潔性を揺るがしかねない事態だけに、弁護士などの専門家による調査委員会が組織されれば、大谷が事情聴取や捜査協力などに時間を取られるのは必至とみられる。
この日の本拠地開幕戦はスタンディングオーベーションが起こるなど、地元ファンから温かく迎えられた大谷だが、宿敵ジャイアンツ、ダイヤモンドバックスら同地区のライバル球団との対戦では、敵地ファンからのブーイングや、違法賭博を批判するボードが掲げられるなど、精神的な揺さぶりをかけられる可能性もある。
元通訳の違法賭博によるストレスが成績に影響するようなら、皮肉にも合法ギャンブラーの懐が潤うことになりそうだ。
その大谷は30日のカージナルス戦に「2番・DH」で出場。
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