「大谷は代理人と広報担当者をクビにすべき」米メディア指摘…水原一平事件の波紋
大谷とバレロ氏は共同で不動産会社やエンターテイメント企業など設立している。信頼関係で結ばれているのだろうが、いずれも今回の騒動の前のことだ。水原通訳のスキャンダルを機に大谷がバレロ代理人と袂を分かつのはあり得ない話ではない。
大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう続ける。
「選手にとって欠かせない存在とはいえ、メジャーでは代理人の変更は珍しいことではありません。多くは契約内容に納得がいかず、選手から契約解除するケースが大半ですが、前田(現タイガース)のように、FA移籍を見据えて敏腕として知られるスコット・ボラス氏に乗り替える選手もいます。大谷も昨オフにド軍と結んだ10年総額1000億円超の成功報酬(5%)の支払いなど、バレロ氏への精算を済ませれば、代理人の変更は可能です。代理人の役割は球団との契約交渉以外にも、選手の資産管理や納税、生活サポート、メディア対応など多岐に渡る。今後も多くのスポンサー契約が見込める大谷であれば、うまみは大きいだけに、手を挙げる代理人が行列を作るのではないか」
ビジネスセンスに長けていても、リスク管理が杜撰な無能エージェントにはさっさと見切りをつけた方がよさそうだ。