大谷翔平に忍び寄る「老化」との戦い…過去には「限界自覚」「投手断念」匂わせ発言も

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「10年契約って……ホントに(二刀流を)10年間もできると思っているんでしょうか……」

 大谷翔平(29)がドジャースと10年1000億円超の契約を結んだ直後のことだ。大谷と極めて親しい人はこう言ったそうだ。メジャーはただでさえ162試合の長丁場。主力野手ですら休みながらプレーするのが一般的なのに、先発ローテに入りながらなおかつ打者として常時出場し続けるのが大谷のスタンス。昨季は開幕前のWBCから投打にフル回転した結果、右肘靱帯を損傷、おまけに脇腹まで痛めてシーズン終了を待たずに手術に踏み切った。

 そんな大谷は今年7月で30歳になる。アスリートとしての能力は頂点に達しつつあるだけに、親しい人は今後を心配しているのだろう。実際、大谷自身、ひょっとしたらパフォーマンスの限界を自覚しているのではないかと思いたくなるような発言をしている。

 昨年末のNHKスペシャルでは「もう一度、同じ症状(右肘靱帯損傷)になったら配置転換。他のどこの野手のポジションか分からないですけど、そういうふうになる」と投手を断念する可能性に言及したし、ドジャースの入団会見ではこう言っている。

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