松井稼頭央監督とは対照的…西武“連勝”渡辺監督代行が見せた「芯ある采配」

公開日: 更新日:

 前任者とは一味違うか。

 西武は30日、中日に3-0で勝利。松井稼頭央監督の休養で渡辺久信GM兼監督代行(58)が指揮を執るようになってから3試合目で初の連勝である。

 この日はスタメン起用で動いた。4番に2022年ドラフト1位の蛭間(23)を据えると、5番は19年ドラ8の岸(27)を配置。松井監督も「4番蛭間」は1試合のみ試したものの、この2人が4、5番に並ぶのは初だ。

「渡辺監督代行は、この2人を近い将来の中軸として育てるつもりでしょう」とは、西武OBだ。

「代行の本業はあくまでGM。目先の1勝よりも、長い目でチーム作りをすべき立場ですからね。松井監督は1番打者が固定できなかったこともあってか、起用する選手や打順をコロコロ変えるなど、場当たり的な采配が目立っていた。今の西武に必要なのは若手や1軍半レベルの選手の底上げ。いくらかつてのホームラン王とはいえ、いつまでも40歳の中村頼みでは何も変わらない」

 その蛭間は3打数2安打とチャンスメークをすれば、後続の岸は4打数1安打2打点。初回、満塁のチャンスではゲッツー崩れの間に内野ゴロで1点を取るのが精一杯だったが、六回は貴重な追加点となる中前適時打を打った。ヒーローインタビューでは、「必死で勝っていこうとする雰囲気がある」と話した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  4. 4

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 7

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  3. 8

    和田アキ子戦々恐々…カンニング竹山が「ご意見番」下剋上

  4. 9

    紀香&愛之助に生島ヒロシが助言 夫婦円満の秘訣は下半身

  5. 10

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係