吉井ロッテ“20日間負けなし”! 選手起用の裏に「仰木マジック」と「野村ID」

公開日: 更新日:

 引き分けを挟んだ連勝は「11」で止まった。しかし、負けたのは5月12日の日本ハム戦以来、実に21日ぶりだから、指揮官が「チームは粘り強くなった」と言うのももっともか。

 2日の阪神戦に惜敗したロッテのことだ。

 1点を追う九回は無死一、二塁のチャンス。追い付けば5戦連続、九回に1点差を追い付くところだったが、ソトが遊ゴロ併殺、ポランコが二ゴロに倒れた。

「連勝ストップ? 連勝は全然、気にしてませんでした。(完封した阪神の才木は)いい投手なので、なかなか打てませんでした。変化球が多く、うまくかわされたと思う」

 試合後の吉井理人監督(59)はさばさばした表情でこう言ったが、粘り強さを生んでいるのは指揮官のハンドリングではないか。

 特徴のひとつは「日替わり打線」だろう。かつての恩師で吉井監督が近鉄やオリックスでプレーしたときの指揮官・故仰木彬監督の選手起用や采配は「仰木マジック」と呼ばれ、日替わり打線を多用。「マジック」の種を自らこう明かしている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    元フジ中野美奈子アナがテレビ出演で話題…"中居熱愛"イメージ払拭と政界進出の可能性

  4. 4

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  5. 5

    芸能界を去った中居正広氏と同じく白髪姿の小沢一敬…女性タレントが明かした近況

  1. 6

    中居正広氏と結託していた「B氏」の生態…チョコプラ松尾駿がものまねしていたコント動画が物議

  2. 7

    中居正広氏、石橋貴明に続く“セクハラ常習者”は戦々恐々 フジテレビ問題が日本版#MeToo運動へ

  3. 8

    中居正広氏が女子アナを狙い撃ちしたコンプレックスの深淵…ハイスペでなければ満たされない歪んだ欲望

  4. 9

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  5. 10

    SixTONES松村北斗 周回遅れデビューで花開いた「元崖っぷちアイドルの可能性」