巨人に救世主候補不在で囁かれる「補強は急務」…貧打に加え救援投手陣にも陰り
さるチーム関係者がこう言う。
「阿部監督は投手を中心とした守りの野球で戦うつもり。中川が早く戻ってきてくれたら、ヘバってきた救援陣も助かる。大勢と中川のことは二軍の首脳陣と密に連絡を取り合っているそうですから。悠長なことを言えるチーム状況ではなくなりつつあるだけに、7月の球宴前には一軍復帰する可能性はありそうです。しかし、中川はかねてケガがちで、今回は2カ月も離脱している。大勢も含めた2人の復帰は慎重に見極めたいところ。なかなかアテにしづらいのも確かです」
そして何より深刻なのは打線だ。チーム打率.232(リーグ5位)の貧打にあえぐ中、この日は今季11度目の完封負け。先日、報道陣から「救世主候補はいないのか」と振られた阿部監督は「そんなのがいたらとっくに呼んでるよ」と嘆いていたという。
チーム周辺では「補強は急務」との声も聞かれるが…。(つづく)
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「もちろん、巨人のフロントは手をこまねいて見ているワケではありません」とは、さる球界関係者。交流戦に入ってから巨人の編成担当者の動きが慌ただしくなっており、交流戦明けにパ球団とのトレードを画策しているともっぱらだという。巨人はどこの選手を狙っているのか。逆に、トレードの「タマ」として他球団から大人気の選手は誰なのか。
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