日本ハム万波中正の好調支えるルーティン、消えた一喜一憂…球宴ファン投票で最多得票
■感情をコントロールできるように
精神面も成長した。かつては打てば大はしゃぎ、打てなければシュンとしていたが、結果に一喜一憂しなくなった。「悪いときもあるわけで、終わったことは忘れて、次のことを考えるようにしている」と本人は話しているそうで、感情をコントロールできるようになったことも長いシーズンを戦ううえでプラスに作用しているのだろう。
2日の日本ハムは11安打8得点でロッテに快勝。引き分けをはさんで続いていた連敗は5でストップした。万波は4打数1安打。六回に二塁へ内野安打を放った。
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そんな万波は今ではすっかり練習の虫としても知られるが、プロ1年目の入団直後からその片鱗を見せていた。入寮間もない19年1月のある日は、JRA競馬学校の生徒との交流会が始まるまでの合間を縫って約30分打撃練習をし、そのストイックさで周囲を驚嘆させていた。
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