日本ハム“格安大砲”万波中正が本塁打王へ追い込み中!元同僚が明かした「無心」のココロ
最下位がほぼ確定している日本ハムの残り4試合は、万波中正(23)のためにあると言っても過言ではない。
現在、リーグトップタイの25本塁打をマーク。28日のロッテ戦は一発こそ出なかったが、2安打1打点と活躍。今季年俸2000万円の格安大砲がタイトル奪取に向け、最後の追い込みをかけている。
タイトルが懸かる終盤戦になると、焦りや緊張から力んでしまい、本来のパフォーマンスを発揮できなくなるケースは珍しくない。が、万波の打撃の原点は「無心」にあるという。
昨季まで日本ハムに在籍していた難波侑平氏(24)が万波との会話を振り返ってこう話す。
■雑念を消し投手に集中
「21年の春季キャンプ直後、万波に打撃の相談をしたことがありました。打席に入った時の心構えとして、『まずはどう打つかとか、次はどんな球が来るかとか、そんなことは何も考えない。無心でやってみたら? オレはそうしてますよ』と教えてくれました」