カブス今永昇太が初出場オールスターで「大役」の可能性 前半戦最後の登板で1カ月ぶり白星
今永は開幕から9試合に登板した時点でメジャートップの防御率0.84をマーク。防御率が公式記録に採用された1913年以降、81年にドジャース・バレンズエラが記録したデビュー戦から9試合での0.91を更新して歴代トップに立った。衝撃的なデビューを果たし、ファンに強烈な印象を与えただけに、ナ・リーグの指揮を執るダイヤモンドバックス・ロブロ監督から先発に指名される可能性は十分にある。
新人投手がオールスターの先発を務めるのは極めて稀で、95年のドジャース・野茂が最後だ。
今永は球宴に選出された際、クラブハウスで「もし何か賞金を獲得できたら、皆で山分けしたい」とナインに大盤振る舞いすると宣言した。
メジャーの球宴は賞金が出ないため、実現できそうにないが、野茂以来の栄誉を手にする可能性はある。