カブス今永昇太が初出場オールスターで「大役」の可能性 前半戦最後の登板で1カ月ぶり白星

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 カブス・今永昇太(30)が日本時間11日、敵地ボルチモアでのオリオールズ戦に登板。メジャー1年目の左腕にとって、前半戦最後のマウンドとなったこの日は6回を6安打無失点、6奪三振で8勝目(2敗)。オリオールズの強力打線をねじ伏せ、6月16日のカージナルス戦以来、約1カ月ぶりの白星をあげた。

 ルーキーながら開幕からカブス投手陣をけん引し続けた働きを評価され、オールスター(17日=テキサス州アーリントン)のメンバーに選ばれた。渡米1年目での球宴出場は日本人選手では昨年のメッツ・千賀以来、9人目。ナ・リーグ中地区最下位に低迷するチームで唯一、選出され、球宴本番では大役を務める可能性が出てきた。

 当初、ナ・リーグの先発を務めると見られていた大谷の同僚でドジャースのエース右腕グラスノー(8勝5敗、防御率3.47)が腰の張りで負傷者リスト(IL)入りして出場を辞退。パイレーツの大物ルーキー右腕スキーンズ(5勝0敗、同2.12)は12日のホワイトソックス戦に登板予定で、チームの方針からレギュラーシーズンを優先するという。

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