フェンシング「驚愕の補助金額」は何億円?スポーツ庁は重点支援競技「Sランク」に認定

公開日: 更新日:

【パリ五輪】フェンシング男子フルーレ団体

 メダルラッシュに沸くフェンシングが競技最終日でも躍動した。

 日本時間4日の準決勝で開催国のフランスを下すと、未明の決勝では強豪イタリアを撃破。今大会5個目のメダルを最も輝く金メダルで締めた。

 それにしても、だ。五輪初参加となった1952年のヘルシンキ大会から72年間で計3個だったメダルの数に1大会で並び、そして抜き去る大躍進。選手の技術向上など様々な要因が挙げられているが、最も大きいのは「公金」による多額の金銭的支援だろう。

 スポーツ庁が昨年5月に発表した重点支援競技で、フェンシングは柔道レスリング体操と並んで最上位のSランク5競技に選出。強化費も増額された。

「2023年度8月期の決算によると、日本フェンシング協会が手にしている補助金は実に年間3億1544万円超。スポーツ庁からも909万3301円の補助金を得ている。メダル有力競技として潤沢な支援を受け、W杯や世界選手権での好成績を残した結果、19年には都内のナショナルトレーニングセンターに30面の練習コートを備えた専用練習場が完備されました」(スポーツライター)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇